レジンを硬化させたのに表面がぺたぺたする…という経験がある方は少なくないはず。
特に初心者のころは「ちゃんとUVライトを当てたのになぜ?」と原因がわからなくて困りますよね。
私もレジンを始めたばかりのころ、何度もべたつきで失敗しました。
というわけでこの記事では、レジンがべたつく原因と直し方をUVレジン・エポキシ(2液性)の両方に分けて解説します。
※記事内の情報は執筆当時のものです。最新情報は公式サイトをご確認ください
覚えておくと役立つこと
- レジンがべたつく原因は硬化不足・着色剤入れすぎ・高湿度・封入物の水分・レジン液の質・UVライトの劣化が主なパターン
- エポキシ(2液性)の場合は混合比のズレ・混ぜ不足が主な原因
- 硬化後のべたつきは「追加照射 → エタノール(またはフッ素クリーン液)で拭き取り → コーティング」で改善できることが多い
- 古い作品が後からべたつくのは経年劣化が原因。高温・直射日光を避けた保管が予防になる
- 根本的な予防はべたつきにくい高品質レジンを使うこと。特におすすめなのは…
- 1位:星の雫 ハードタイプ:硬化後のべたつきが少なく初心者向け
- 2位:まさるの涙 ノーマルタイプ:透明度が高くクリアな仕上がり
①UVレジンがべたつく主な原因

UVレジンのべたつきには、だいたい決まったパターンがあります。当てはまるものがないか確認してみてください。
原因1:硬化時間が短い(いちばん多い)

UVライトの照射時間が足りないと、内部まで硬化せずにべたつきが残ります。
目安の時間はあくまでも目安なので、少し長めに照射するくせをつけておくと失敗が減ります。
太陽光で硬化させようとしている場合は紫外線量が安定しないので、市販のUVライトを使うことをおすすめします。
原因2:一度に厚く流しすぎ

レジンを厚く流すと、UVライトの光が底まで届かず内部が硬化しません。
目安は1層あたり2〜3mm以内。それ以上の厚みが必要な場合は「薄く流して硬化→また流して硬化」を繰り返すのが正解です。
ちょっと手間ですが、これをやるだけでべたつきトラブルがかなり減ります。
原因3:着色剤の入れすぎ

着色剤やラメを入れすぎると、紫外線が内部に届きにくくなって硬化不良の原因になります。
着色剤はレジン液の5%以内が目安。特に濃い色(黒・紺・深いエメラルドなど)は少量でも光を遮りやすいので要注意です。
原因4:湿度が高い
梅雨〜夏にかけてべたつくようになった、という方はこれが原因のことがあります。
高湿度の環境ではレジンが硬化しにくくなります。できれば湿度60%以下の環境で作業するのが理想です。
原因5:封入物や型に水分がついている

レジン液は水分と相性が悪いです。型(モールド)・ピンセット・封入パーツに少しでも水分がついていると、硬化不良の原因になります。
梅雨〜夏場は特に起きやすいので、作業前に道具をしっかり乾燥させておくことが大切です。
原因6:UVライト自体が劣化している

これまでべたつかなかったのに最近急にべたつくようになった…という場合は、UVライトの寿命が来ている可能性があります。
UVライトの一般的な寿命は約半年。紫外線の出力が落ちてくると硬化不良が起きやすくなります。
電池式の場合は電池交換で改善することもあります。まずは別のライトで試してみるのが確認の近道です。
原因7:もともとべたつきやすいレジンを使っている

100円ショップのレジン用品
100円ショップなどで販売されている安価なレジンの中には、どれだけ硬化させてもべたつきが残るものがあります。
「何をやっても改善しない」という場合は、レジン液自体を変えるのが一番の解決策!
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②UVレジンのべたつきを直す方法

すでにべたついてしまった作品の対処法を3つ紹介します。
対処法1:追加照射する

まず試すのはこれ。UVライトで3〜5分ほど追加照射します。
裏返して底面にも光を当てるのがポイントです。丸型モールドなど厚みのある作品は両面・側面すべてに角度を変えながら照射することで改善することがあります。
対処法2:エタノール・フッ素クリーン液で表面を拭き取る
追加照射でも改善しない場合は、表面の未硬化レジンを拭き取ります。
使えるもの:
- 無水エタノール・IPA:薬局で購入可。定番の方法
- フッ素クリーン液:DAISOで購入できる。べたつきを軽減しつつシリコンモールドの汚れ落としにも使える
いずれもキッチンペーパーや不織布に含ませてやさしく拭き取り、その後もう一度短く照射して仕上げてください。
※除光液を使う場合はノンアセトンタイプを選ぶこと。アセトンタイプはレジン表面が溶けたり曇ったりすることがあるので要注意です。
※拭き取り作業は必ず手袋を着用してください。素手でべたついたレジンに触らないことも大切です。
対処法3:表面にレジンをコーティングする

軽いべたつきなら、薄くレジンを上塗りして再度硬化させるとごまかせることがあります。
ただしあくまで応急処置です。硬化不良が根本的に残っている場合は、作り直したほうがきれいな仕上がりになります。
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③エポキシレジン(2液性)がべたつく原因と直し方
エポキシ(2液性)レジンのべたつきは、UVレジンとは原因が違います。
原因1:混合比が違う
エポキシレジンはA液とB液を決められた比率で混ぜないと硬化しません。
計量カップの目盛りだけで量るのは誤差が出やすいので、0.1g単位の精密スケールを使うことをおすすめします。
比率が少しでもズレると硬化不良になり、べたつきが残ります。
原因2:混ぜ方が不十分
自分ではしっかり混ぜたつもりでも、容器の側面や底に混ざっていない液が残っていることがあります。
透明なレジンの中に波紋のような筋が見える場合は、まだ混ざり切っていないサイン。
容器の底と側面を意識しながら、最低でも3〜5分かけてゆっくり混ぜるのが基本です。
エポキシのべたつきは基本的に作り直し
エポキシレジンのべたつきは追加硬化では改善しにくいです。
硬化剤の混合比がズレているのが原因の場合、どうやっても固まりません。べたつきがひどい場合は作り直したほうが早いです。
④昔作った作品がべたつく場合は経年劣化が原因

「作りたての時はツルツルだったのに、しばらくしたらべたついてきた…」というケースは、硬化不良ではなく経年劣化が原因です。
経年劣化によるべたつきの主な原因
- 高温・直射日光の当たる場所での保管:レジンは熱に弱い。窓際や車内などはNG
- 高湿度の環境で長期保管:湿気がべたつきを引き起こす
- 作成時の硬化が不十分だった:当時は気づかなかった硬化不良が後から出てくることも
レジン液自体の劣化にも注意

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レジン液は開封後、約1〜3年で劣化していきます。以下のサインが出たら使用を控えましょう。
- 購入時より粘度が上がっている(どろっとしてきた)
- レジン液が黄色く変色してきた(黄変)
劣化したレジン液を使うと、どれだけ硬化させてもべたつきが残りやすくなります。
経年劣化の予防策
保管場所を直射日光が当たらず、湿度の低い場所にするだけでかなり違います。
また、アクセサリーなどの作品は使わずにしまったままにしておくより、定期的に使うほうが劣化しにくいです。使うことで空気が当たり、べたつきを防いでくれます。
保管する場合はジッパー袋やケースに入れて防湿・防塵対策をしておくと安心です。
⑤べたつきにくいレジンを選ぶのが一番の予防

正直なところ、べたつきへの対処より最初からべたつきにくいレジンを使うほうが楽です。
私がずっと使っているのは星の雫 ハードタイプ。硬化後のべたつきが少なく、透明度も高い。初心者から上級者まで幅広く使われているレジンです。
レジン液を選ぶ際は事前にレビューを確認することをおすすめします。安価なレジンでも評判がよいものはありますが、「べたつく」という口コミが多いものは避けたほうが無難です。
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まとめ
覚えておくと役立つこと
- レジンがべたつく原因は硬化不足・着色剤入れすぎ・高湿度・封入物の水分・レジン液の質・UVライトの劣化が主なパターン
- エポキシ(2液性)の場合は混合比のズレ・混ぜ不足が主な原因
- 硬化後のべたつきは「追加照射 → エタノール(またはフッ素クリーン液)で拭き取り → コーティング」で改善できることが多い
- 古い作品が後からべたつくのは経年劣化が原因。高温・直射日光を避けた保管が予防になる
- 根本的な予防はべたつきにくい高品質レジンを使うこと!特におすすめは…
- 1位:星の雫 ハードタイプ:硬化後のべたつきが少なく初心者向け
- 2位:まさるの涙 ノーマルタイプ:透明度が高くクリアな仕上がり
レジンのべたつきは、原因さえ特定できれば対処しやすいトラブルです。
まずは「硬化時間・厚み・着色剤の量・湿度・封入物の水分・UVライトの寿命」を順番に確認してみてください。それでも改善しない場合はレジン液自体を変えるのが一番の近道です。
古い作品がべたついてきた場合は経年劣化が原因なので、保管場所の見直しとレジン液の状態チェックを。
べたつきにくいレジンを最初から選ぶと、作業がぐっとラクになりますよ。
迷ったら「星の雫 ハードタイプ」か「まさるの涙」のどちらかがおすすめです。
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